デベロッパーの相次いで破綻

2011.11.12

銀行が融資を厳しくすると、とたんに資金繰りが行き詰まり、あえなく破綻するパターンが続いている。上場企業も、例外ではない。現在の上場企業は、昔ほど信認が厚くない。簡単に倒産してしまう。独立系の企業にはワンマン経営者が多いものの、優れたリーダーシップに恵まれているケースが多い。しかし、度を越す場合もあり、長期政権は要注意だ。また、二〇〇八年に入ってから顕著になったことは、ファンド向けにマンションを一棟単位で卸していたデベロッパーが相次いで破綻したことである。

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不動産の流通が好調だったときは、自らがマスターリースすることで、ファンドは高く買い取ることを約束してくれていた。しかし、金融環境が大きく変わり、買い手であったファンドがマンション購入をストップすると、後には土地の仕入れと建築のための資金返済しか残らない。自らが賃借人を探すノウハウがあれば良いが、そう簡単にはいかず、資金繰りが逼迫し、“万事休す”となる。