不動産取得税が課税されるが、これは不動産を取得したことにたいして課税される地方税(都道府県税)である。不動産取得税の税率は評価額の一〇〇〇分の四だが、一定の条件をそなえた住宅の新築では、評価額から四二〇万円を控除し、その一〇〇〇分の三―という軽減措置が設けられている。したがって、建て替えた住宅の評価額が八〇〇万円の場合の不動産取得税の税額は、(800−420)×0.03=114000という金額である。なお、一定の条件をそなえた住宅の新築とは、(1)床面積が一六五平方メートル以下であり、(2)一平方メートル当たり評価額が一〇万九〇〇〇円以下―となっている。また、この軽減措置を受けるためには、住宅の完成から六〇日以内に申告をしなければならないことになっているので注意したい。申告先は、この税金は都道府県税なので、都道府県の税務事務所などである(税務署ではない)。このように、住宅を建て替えると、評価額が八〇〇万円であれば、登録免許税が二万四〇〇〇円、不動産取得税が一一万四〇〇〇円、合わせて一三万八〇〇〇円か課税されるし、これに司法書士の報酬が加わるので、合計で一五万円をこえる費用がかかることになる。かなりの金額となるので、建て替えのための費用として、予算のなかに含めて考えておきたいものである。
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